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木の文化を感じる31のキーワード
28 まちの背景となる木々
金沢市街には多くの緑があるのが特徴です。
まちの背景として見える木々は私たちに安らぎを与えてくれます。
金沢では、恵まれた自然や地形、歴史、伝統·文化を背景として、個性と魅力ある景観が継承されてきました。市内には、卯辰山丘陵(うたつやまきゅうりょう)、小立野(こだつの)台地、寺町台地、野田山丘陵と台地·丘陵地が連なり、その斜面には豊かな緑が残っています。こうした緑地は、まちなかや市街地にいても視界に入り、金沢の風景に奥行きとやわらかさをもたらします。ふと見上げた先に木々の緑が揺れる景色は、四季の移ろいを感じさせ、日々のくらしに安らぎと潤いを与えてくれます。また、連続した緑地は動植物たちの生息地·生育地となり、生物多様性を支えるとともに、斜面の崩壊を防ぐなど、防災の役割も担っています。近年では、人々の生活様式の変化や価値観の多様化、経済性や効率性等を優先する風潮もあり、潤いある緑空間は減少する傾向がありますが、金沢市では「斜面緑地保全区域」や、「遠望風致区域」を指定し、豊かな緑あふれる景観を保全しています。
森と水の恵み
金沢の森は清らかな水を育み、暮らしや文化を支えてきました。森と水のつながりを大切に守り、自然の恵みを未来へと引き継ぎます。