木の文化を感じる31のキーワード

15 まちで感じるみどり

まちで感じるみどり まちで感じるみどり まちで感じるみどり まちで感じるみどり

まちを豊かに彩る木々や植栽の緑、新しく植えた木々も、
古くからの伝統ある庭も、さまざまに金沢のまちを彩ります。

木々や植栽の緑が、まちのなかでは目にやさしく映ります。新築住宅でもシンボルツリーを植え、色とりどりの草花で玄関先を飾るなど、気軽に緑を楽しむ姿を目にします。また、古くからの町家の前庭や、武家屋敷の塀越しの松、料亭の門からのぞく上質な庭など、剪定技術や雪吊りなどの、北陸の風土に根ざした職人の技術に支えられた緑からは、金沢の風土に根ざした伝統を感じさせます。街路樹もまた、まちの景観を形づくる大切な要素です。金沢市では道路ごとに調和する樹種が選ばれ、金石街道ではマツ、まちなかではケヤキなど、それぞれの場所にふさわしい緑が景観を引き立てています。身近な緑を大切にする思いは、金沢市の1974(昭和49)年の「緑の都市宣言」に、「私たちすべての市民は、うるわしい自然を今に伝える誇り高き『森の都(みやこ)金沢』を永遠の緑のまちにすることを宣言する」と謳われています。

暮らしに息づく木のぬくもり

住まいや家具、おもちゃなど、暮らしの中に木が息づき、安らぎや愛着を感じられる文化が根付いています。