金沢の気候風土にあった木材
製材された木材は変形や歪み、腐敗などを防ぐために乾燥させる必要があります。人工乾燥と自然乾燥がありますが、人工乾燥の場合、腐りにくくする油分の多くが流れ出てしまいます。時間と手間はとてもかかりますが、自然乾燥なら油分を含んだまま乾燥させることができます。また、木にも地産地消があり、石川県なら石川県で採れた木を使うことが、一番その気候風土に適しているといえます。何十年もその環境で育ってきた木が、同じところで使われる方がなじみやすいというのは、人間でもいきなり違うところに行くと、なかなかなじめないということと同じかもしれません。
東正彦氏
丸正木材株式会社