木の文化を感じる31のキーワード

17 毎日触れる木のぬくもり

毎日触れる木のぬくもり 毎日触れる木のぬくもり 毎日触れる木のぬくもり

日本では縄文時代から使われてきた歴史がある漆。
全国各地に漆器の産地がありますが、石川県には金沢と輪島、山中があり、
石川県のハレとケの食文化に漆器は欠かせない存在となっています。

木を削ってできた木地に、幾重にも漆を塗り重ねてできる漆器。お椀やお重、お盆などのほか、現代のくらしにマッチしたマグカップやビアカップ、サラダボールなど日常使いのさまざまな器も登場しています。そのため、毎日ふれる最も身近な木のひとつといえます。漆自体も樹液からできていますので、漆器はまさに木から生まれた器です。手に持ったときのやさしく、しっとりとした肌触りに魅了されます。熱いものを入れても外側は熱くならず、保温性も高いなど、実用的でもあり、食洗機は使えませんが、手入れもさほど面倒ではありません。下地漆に珪藻土の粉末を混ぜ、破損しやすい場所に布を貼りつける輪島塗は、堅牢さはもちろん、欠けたり、ひび割れしたりしても、直して使うことを考えてつくられていて、長く使うことができます。毎日、木の温もりを感じながら食事ができる幸せを噛みしめてみてはいかがでしょうか。

暮らしに息づく木のぬくもり

住まいや家具、おもちゃなど、暮らしの中に木が息づき、安らぎや愛着を感じられる文化が根付いています。