木の文化を感じる31のキーワード

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町家を活かす 町家を活かす

金澤町家を住宅としてだけでなく、
その魅力を活かして店舗や宿泊施設として
リノベーションされる活用事例が増えています。

金沢の文化を感じることができる金澤町家を観光客向けに改修する流れが増えています。金澤町家を使ったカフェやレストラン、ギャラリー、ショップなどを訪ね歩いたり、宿泊施設に改修された金澤町家に泊まったりと、観光客がふれあうことができる金澤町家が増えていて、それを楽しみに金沢にやってくる観光客も少なくありません。対象区域にある金澤町家の修復工事を行う場合、条件を満たせば補助金を受けることができます。その際、店舗や宿泊施設の場合、限度額の上限が住宅などそれ以外よりも大きくなります。また修復する際、店舗や宿泊施設の場合は居住性よりも雰囲気を重視する傾向があり、必要最低限の機能性を満たした上で、たとえば壁の汚れなど、時を経た味わいをあえて残すなど、住宅よりも歴史や文化を尊重されている例もみられます。

Interview

金沢の文化を大切にして、新たな息吹を吹き込む

私が金沢の町家の改修設計を手がけるようになって17年たちますが、当初は住宅と店舗が大体半々だったのが、今は8割程度が宿泊施設を含めた店舗です。海外や県外の施主から、町家を購入して観光のための宿に改修したいという依頼が増えています。その多くは、来てくださる方に金沢の文化を感じてほしいという想いで町家を購入されていて、改修するにあたってもできるだけ元の雰囲気を残してほしいと言われます。金沢の町家の文化的価値を大切にしながら活用してくれるのは、とてもありがたいと感じています。

橋本 浩司氏

株式会社橋本建築造園設計

Credits

参考資料

歴史を紡ぐまちなみ

町家をはじめとする歴史的なまちなみを大切に守り、手を入れながら活用することで、金沢らしい景観と記憶を次の世代へと紡いでいきます。